かんぽ・大和証G、資本提携=1兆円委託、資産運用力を強化

 かんぽ生命保険と大和証券グループ本社は15日、資産運用分野で資本・業務提携すると発表した。かんぽ生命が大和証券Gの運用子会社、大和アセットマネジメント(東京)の株式の20%を取得し、持ち分法適用会社にする。7月1日までに525億円を出資する。政府が所得増加と経済成長に向けて「資産運用立国」の実現を掲げる中、日本郵政グループと大手証券が手を組んで運用力と収益力の向上を目指す。  かんぽ生命は、今後2年程度で大和子会社に1兆円規模の資産運用を委託する。大和子会社の米ニューヨーク拠点に社員が出向し、米国の国債や社債などの運用に携わる。  日本郵政の増田寛也社長は東京都内で開いた記者会見で、提携の効果について「かんぽの運用収益向上に加え、かんぽ商品を販売する日本郵便への手数料増加が想定される」と述べ、郵便局ネットワークの維持にもつながると説明した。 

[時事通信社]