保険料上げ、年150円以内=国交省検討会、自賠責見直しで中間報告

 自動車安全特別会計の在り方について議論していた国土交通省の検討会は21日、交通事故対策などを目的とする自動車損害賠償責任(自賠責)保険の料金引き上げ幅について、自動車利用者の負担をできる限り抑制するため、年150円以内とすべきだとする中間報告をまとめた。検討会は今秋をめどに具体的な引き上げ額を提言し、政府内の手続きを経て2023年度から新たな保険料が適用される見通しだ。 

[時事通信社]