女の子「紬」が初トップ=男は「蓮」、21年生まれの赤ちゃん―明治安田生命

 明治安田生命保険が29日発表した2021年生まれの赤ちゃんの名前調査によると、男の子は「蓮(れん)」、女の子は「紬(つむぎ)」が1番人気だった。「蓮」は2年ぶり7回目、「紬」は初のトップ。  女の子では、1位に加え、昨年86位の「紬希(つむぎ)」が8位に大幅ランクアップ。明治安田生命は、「コロナ禍が猛威を振るう中、『紬』の字が持つ『人とのつながり』のイメージが人気を集めたのでは」と分析した。  男の子の名前に使用される漢字では「翔」が初の1位。「翔」を使った名前は「陽翔(はると)」など上位100位のうち17種類で用いられた。  また男の子の名前で、東京五輪のメダリストの名前が使われるケースも増加。体操金メダルの橋本大輝選手の「大輝」が昨年の281位から72位、サーフィン銀メダルの五十嵐カノア選手の「カノア」が昨年のランク外から220位とそれぞれ急上昇した。  調査対象は、同社の保険契約者の子や孫のうち、今年9月までに生まれた男の子8637人、女の子8501人。 

[時事通信社]