自動車保険、基準下げ幅修正=平均3.9%に拡大―料率機構

 損害保険各社が加盟する損害保険料率算出機構は28日、任意で加入する自動車保険の保険料を決める際の基準となる「参考純率」の下げ幅を平均3.8%から同3.9%に修正すると発表した。算出過程に一部誤りがあったためで、来年1月以降の保険料には修正後の参考純率が適用される見通し。  損保各社は参考純率に加え、人件費などを加味して保険料を決める。算出機構は今年6月、安全運転を支援するシステムを採用した自動車が普及して交通事故が減少傾向にあることなどを考慮し、2017年以来となる参考純率の引き下げを発表していた。 

[時事通信社]