損保ジャパン、自動車保険で支払い漏れ=1100件程度

 損害保険ジャパンは26日、一部の自動車保険で保険金の支払い漏れがあったと発表した。車両同士の事故なら自己負担額を補償する特約付きの保険で、保険金を支払う際に誤って自己負担分を差し引いていた。同社は2013年度以降、同様のケースが1100件程度あると想定しており、追加支払額は約5500万円に上る可能性がある。  同社によると、今年2月、顧客からの問い合わせで支払い漏れが発覚。その後調査したところ、20年4~12月までの間、72件の支払いに誤りがあった。担当者が特約の内容を確認していなかったためで、今後、顧客データが残っている13年度までさかのぼって調査する。 

[時事通信社]