ミヂカ、廃止含め見直し=電子決済、監視強化―ゆうちょ銀

 ゆうちょ銀行は9日、多額の不正利用が起きた自行のキャッシュレス決済サービス「mijica(ミヂカ)」カードについて、廃止を含めてサービスを見直す方針を発表した。NTTドコモの「ドコモ口座」などを通じた貯金の不正引き出し問題を受けて実施した安全対策の総点検で、多数の不備が見つかった。他の決済サービスによる代替を含め対応を検討する。  ミヂカでは対応が必要な22項目のうち、専用サイトへの不正ログイン対策や口座から移動できる金額の制限など14項目で不備を確認した。記者会見した池田憲人ゆうちょ銀社長は「基本的にはサービスの継続を前提に検討している」と指摘。ミヂカの名称などを廃止しても、安全性を確保したサービスは継続していく考えを示した。  提携先を含めた電子決済の安全強化策では、口座登録時に口座・暗証番号だけではなく、電話を利用した本人確認を導入。来月をめどに口座登録直後に複数回、高額入金するなどの異常な取引を検知する仕組みを整備する。 

[時事通信社]