20代で課長昇格も=脱・年功序列へ新人事制度―損保ジャパン

 損害保険ジャパンは14日、課長職より下の社員約1万8000人を対象に、能力や実績をより重視する新人事制度を導入したと発表した。年功序列から脱却するため、従来40歳前後で昇格する課長職に制度上は20代でも就けるようにした。働き方改革の一環として、実力ある若手の登用を進め、やる気を引き出す狙い。  管理職の課長昇格まで経る必要があった5区分の「役割等級」を今月から3区分に削減。区分にひも付けられていた「特命課長」「副長」などの役職や、区分ごとの在留年数(2~4年)の目安をいずれも廃止し、能力次第でスピード感のある昇格を可能にした。 

[時事通信社]