不正出金、メルペイで3件=ラインペイも確認

 日本郵政傘下のゆうちょ銀行が提携する電子決済サービスを経由した不正出金問題で、メルカリ子会社の「メルペイ」(東京)は16日、3件で計49万8113円の被害を確認したと発表した。全国で被害が相次ぐNTTドコモの「ドコモ口座」と同じく、不正に取得した暗証番号を使って登録された銀行口座から、顧客の預金が引き出されたもようだ。  また、無料通話アプリ大手LINE系のラインペイ(東京)も同日までに2件、計49万8000円の被害を確認した。ただ、ラインペイは被害状況について、身近な人物によって引き出されるなど、ドコモ口座とは手口が異なるとみている。 

[時事通信社]