第一生命、定年65歳に延長=能力重視の新人事制度―20年度

 第一生命保険は18日、2020年度中に新人事・給与制度を導入し、社員の定年を60歳から65歳に延長する方針を明らかにした。経験豊富なベテランを活用する狙い。現行の再雇用制度でも65歳まで働けるが、60歳以降は給与が減るため、新制度により貢献度に応じた処遇に改める。  定年延長は、勤続年数よりも能力や実績を重視する新制度の目玉の一つ。7月から始める一連の改革で総人件費は19年度比4%増えるが、将来に向けた「人材への投資」と位置づける。 

[時事通信社]