日本郵政、5.5%減収=かんぽ自粛響く―4~12月期決算

 日本郵政が14日発表した2019年4~12月期連結決算は、売上高に当たる経常収益が前年同期比5.5%減の9兆545億円となった。保険商品の不適切販売問題を受け、傘下のかんぽ生命保険が営業自粛を続けたことが響いた。  自粛開始の昨年7月中旬以降、個人保険の新規契約件数は「前年の1割程度にとどまっている」(かんぽ幹部)という。ただ、純利益は7.6%増の4220億円。営業自粛で保険販売員の人件費も減り、利益を押し上げた。 

[時事通信社]