かんぽ調査拡大「速やかに」=不適切販売で高市総務相

 高市早苗総務相は14日の閣議後の記者会見で、かんぽ生命保険の不適切販売問題で日本郵政の増田寛也社長が調査を拡大する考えを示したことについて、「速やかに行っていただきたい」と述べた。  日本郵政グループは、保険の乗り換えなどで顧客が不利益を被った恐れがある約18.3万件の契約について具体的に調べている。約3000万件に上る全ての契約に関しても、意向通りの内容かどうかを顧客に確認してきたが、この中で別の不適切な契約が見つかったため、増田氏が9日の記者会見で改めて調査する方針を表明していた。 

[時事通信社]