生保大手、7社減益=低金利、円高響く―9月中間

 生命保険大手9社の2019年9月中間決算が22日、出そろった。本業のもうけを示す基礎利益は日本生命保険など7社が減益だった。世界的な金利低下を受け、商品としての魅力が落ちた外貨建て保険の販売が苦戦。超低金利と円高で資金運用難に悩まされた生保も目立った。  減益だった7社のうち3社は2桁減。日本生命と第一生命ホールディングスは円高の影響で外国債券の利息収入が目減りした。富国生命保険は販売強化を狙い、営業職員の採用を増やしたことがコスト増につながった。増益を確保できたのはT&Dホールディングスと朝日生命保険の2社にとどまった。  売上高に当たる保険料等収入は5社で減少した。不適切販売問題で揺れるかんぽ生命保険は営業自粛で新規契約が取れず、前年同期比11.7%の減収。第一生命や明治安田生命保険、住友生命保険は外貨建て保険の不振に足を引っ張られた。一方、ソニー生命保険は外貨建て保険の保険料改定前に駆け込み需要があり、22.8%の大幅増収だった。 

[時事通信社]