NHK会長、続編見送り「取材不十分」=かんぽ報道、圧力を否定

 NHKの上田良一会長は3日の定例記者会見で、かんぽ生命保険の不適切販売を報じた昨年4月のNHK番組をめぐり、日本郵政が抗議した後に番組の続編放送を見送った理由について「十分な取材が尽くされていないため継続取材が必要と判断した」と説明した。その上で、抗議が続編見送りに影響していないとの見解を示した。  NHKは昨年4月、かんぽ生命による不適切販売を「クローズアップ現代+(プラス)」で報じた。その後、昨年の夏季特集で取り上げる複数テーマの候補の一つとしてかんぽ問題を継続取材して続編の放送を計画していたが、見送った。上田会長は「かんぽ問題を1年以上も前に指摘していた社会的意義は評価してもらえる」と強調。その上で「自主自律や番組編集の自由が損なわれた事実はない」と力説した。 

[時事通信社]