かんぽ営業自粛を継続=アフラック二重払い防止も-日本郵政

 日本郵政グループが当初8月末と定めた、かんぽ生命保険の営業自粛を9月以降も継続することが29日、分かった。長期化すれば、業績に影響を与える可能性がある。また、アフラック生命保険から受託している、がん保険については乗り換え契約時の二重払いなどを防ぐ新制度を1カ月前倒して導入した上で販売を続けることになった。  日本郵政グループは顧客に不利益を与えた可能性がある18万件超の契約について調査に着手。過去5年分の全契約(約3000万件)についても不適切な販売がなかったか調査する。年内の完了を目指しており、調査の進捗(しんちょく)などを踏まえて再開時期を検討する。  日本郵便とかんぽ生命が取り扱うアフラックのがん保険については、重複加入する期間の旧契約保険料を免除する「条件付き解約」と呼ばれる新制度を9月2日に導入。当初10月の予定だった。アフラックはこの制度を2014年に設けた当時から採用を呼び掛けてきたが、郵便、かんぽ両社はコスト増などを理由に顧客に不利となる仕組みを放置。結果として、今年5月までの1年間だけで二重払いや無保険状態が10万件超発生した。 

[時事通信社]