住友生命、少額短期保険買収=顧客ニーズ多様化に対応

 住友生命保険は21日、保険料が安く、ユニークな保険を迅速に開発・販売するアイアル少額短期保険(東京)を買収したと発表した。多様化する顧客ニーズに対応するのが狙い。保険代理店を運営するエフケイ(名古屋市)などから発行済み株式の97.07%分を譲り受けた。買収額は非公表だが、数億円程度とみられる。  アイアル保険は、賃貸住宅で孤独死や自殺が起きた場合の損害を家主に補償する「孤独死保険」などが主力商品。こうした個性的な保険は一定の需要があり、将来の市場拡大が期待できるという。 

[時事通信社]