郵政労組、営業見直し要求=経営陣に「猛省促す」-全国大会

 日本郵政グループ労働組合(JP労組)は21日、熊本市内で組織運営の方針などを決める全国大会を開いた。かんぽ生命保険の不適切販売を受け、営業自粛による収入減少の緩和策や営業目標(ノルマ)などをめぐり、22日まで議論する。増田光儀中央執行委員長は「金融営業の在り方について抜本的な見直しに臨みたい」と述べ、改善を求めていく考えを示した。  増田氏は不適切販売に関して「事業の存続に関わる極めて重大な事態」と指摘。労組として過大なノルマの是正を求めてきたが、見直されなかったとして「経営陣の責任は極めて重い。猛省を促したい」と痛烈に批判した。 

[時事通信社]