夏休み予算、過去最低=消費増税影響、10連休の反動も-明治安田生命調査

 明治安田生命保険が19日発表した夏休みに関するアンケート調査によると、レジャーなどに使う平均予算は前年比1万5743円減の6万8071円と、2006年の調査開始以来最低となった。減少は2年ぶりで、下げ幅は過去最大。春の10連休の反動に加え、10月の消費税増税を控え、例年を上回る厳しい「節約の夏」となる見込みだ。  同社の分析によると、今年は「春の10連休にお金を使った人が多かったため、夏休み予算の減少につながっている」(広報部)という。さらに10月には消費税率が10%に引き上げられる。消費者は例年以上に節約志向を強めており、旅行などの支出を絞る向きも多いようだ。 

[時事通信社]