景況感、4期連続悪化へ=日銀短観-民間予測

 日銀が14日に発表する全国企業短期経済観測調査(短観)について、民間シンクタンクなど12社の予測がまとまった。企業の最近の景況感を示す業況判断指数(DI)の平均値は、大企業製造業でプラス17と前回の9月短観(プラス19)を下回り、4四半期連続の悪化が見込まれている。  DIは、業況が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と回答した割合を差し引いた値で、11社が悪化、1社が横ばいと予想。「米中貿易戦争や中国経済の減速など負の影響が感じられる内容になる」(三井住友アセットマネジメント)との見方が多い。相次いだ自然災害も景況感を下押しするとみられている。 

[時事通信社]