日本郵政、純利益18%増=郵便事業が改善-4~6月期

 日本郵政が10日発表した2018年4~6月期連結決算は、宅配便の増加や料金値上げで郵便事業が改善し、純利益が前年同期比18.2%増の1235億円となった。売上高に相当する経常収益は3.4%減の3兆1591億円だったが、郵便に加え、かんぽ生命保険の利益改善も増益に貢献した。  日本郵便は増収増益。宅配便「ゆうパック」が増収基調だったほか、昨年6月の料金値上げで郵便事業も回復した。不振が続いたオーストラリア物流子会社トール・ホールディングスもリストラ効果で営業黒字に転じた。 

[時事通信社]