生損保、被災者支援で保険料支払い猶予=大阪北部地震

 生命保険・損害保険各社は19日、大阪府北部を震源とする地震の被災者を対象に保険料の支払いを一時猶予することを決めた。被災地に災害救助法が適用されたことに伴う措置。銀行などは通帳やキャッシュカードを紛失した場合でも預貯金の払い戻しに応じる。  生保は最長6カ月、損保は最長2カ月、保険料の支払いを猶予する。また、地震を原因とする死亡や入院は契約で保険金の支払い対象外となるケースが多いが、生保各社は今回、こうした条項を適用せず保険金を支払う。  三菱UFJ銀行など大手各行は、被災者の住宅や生活再建のため通常より金利を下げた特別ローンの取り扱いを始めた。既に借りている住宅ローンの返済条件見直しなどについても相談に応じる。 

[時事通信社]