日本郵政、3年連続ベアゼロ=非正規社員に年始勤務手当

 日本郵政は15日、2018年春闘について、基本給を底上げするベースアップ(ベア)を見送ることで日本郵政グループ労働組合(JP労組)と妥結した。ベアゼロは3年連続となる。一方、非正規社員の待遇改善のため、1日当たり4000円の年始勤務手当を創設する。  ベアゼロは、マイナス金利政策の長期化で、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の2社の収益環境が悪化していることなどを考慮した。JP労組の組合員数は約24万人で、単一労働組合としては国内最大。 

[時事通信社]