若年層開拓へ新会社=攻めの経営目指す-上原T&D次期社長

 T&Dホールディングス社長に4月1日付で就任する上原弘久副社長はインタビューに応じ、保険加入率の低い若年層の顧客を開拓するため、比較的安価な保険商品を供給する新会社が必要だとの考えを明らかにした。今後は、事業拡大に向けたM&A(合併・買収)を検討するなど「攻めのステージに入る」とも語った。  若年層の取り込みでは、例えばインターネット通販大手のアマゾンのような異業種との連携が鍵になるとの考えを表明。流通大手など異業種の販売網も活用し、需要を掘り起こす考えだ。  また、「小粒でも(若年層)専用の会社の方が競争力のある商品を提供できる」と指摘。中核の太陽生命保険、大同生命保険とは別の新会社を設ける意向を示した。 

[時事通信社]